• このページはLogPileの基本操作の解説です。
  • LogPileはWindows10, 11の64bit版でのみ動作します。32bit版では動作しません。

はじめに

LogPileはインストール不要です。

解凍したフォルダ「LogPile」をパソコンの好きな場所に置いてください。

特にこだわりがなければ「ドキュメント」フォルダに置くことをおすすめします。

ログ収集アプリの起動

「LogPile」→「LogPile_Logging」フォルダを開きます。

LogPile_Logging(LogPile_Logging.exeと表示されていることもあります)を起動してください。

LogPile_Loggingを起動すると、タスクトレイにアイコンが表示され、ログ収集が始まります。

これ以降、LogPile_Loggingはパソコン起動時に自動的に立ち上がってログ収集を行います。

ログ表示アプリの起動と操作

1.ログ表示アプリの起動

「LogPile」→「LogPile_Reader」フォルダを開きます。

LogPile_Reader(LogPile_Reader.exeと表示されていることもあります)を起動してください。

LogPile_Readerを起動するとウィンドウが立ち上がり、アプリの使用状況が表示されます。

※はじめて起動した場合は、ログが十分に溜まっておらず何も表示されない場合があります。その場合、10分程度パソコンを使ってから再びLogPile_Readerを起動してください。

2.表示期間の変更

表示期間は下記のボタンで変更します。

[◀]: 前の期間に移動

[▶]: 次の期間に移動

[▶▶]:現在の日付に移動

[Week]:表示期間を週単位にする

[Month]:表示期間を月単位にする

[Year]:表示期間を年単位にする

3.タイムテーブルの表示

下のボタンでタイムテーブルを表示します。

タイムテーブルではアプリの使用時間、ウィンドウタイトル(ウィンドウ上部のタイトルバーに表示される文章)の一覧が表示されます。

※ウインドウタイトルは「詳細表示」選択時のみ表示。

4.アプリ名検索

下記のどちらかの方法で特定のアプリだけを表示させることができます。

  • 「よく使うアプリ」のリストから選択。
  • 検索条件「アプリ」を選択し、検索ボックスにアプリ名(実行ファイル名)を入力して検索。

※ここでは「chrome.exe」(グーグルクローム)で検索しています。

5.キーワード検索

下記のどちらかの方法で、アプリのウィンドウタイトルに特定のキーワードが含まれるものだけを抽出して表示させることができます。

  • 「よく使うキーワード」のリストから選択。
  • 検索条件「キーワード」を選択し、検索ボックスにキーワードを入力して検索。

ここでは「youtube」のキーワードで検索しています。グーグルクロームで、タイトルにyoutubeが含まれるページを見ていた時間(=youtubeを見ていた時間)が表示されています。

※ウインドウタイトルは「タイムテーブル表示」→「詳細表示」で確認できます。

快適な使用のために

1.表示の変更

アプリ名がわかりにくい場合は表示変更することをおすすめします。

ここでは「chrome.exe」の表示を変更してみます。

「分類」に表示されている「chrome.exe」を右クリックして、「アプリの表示名を変更」を選択します。

「アプリの表示名を変更」を選択するとアプリ名設定ウィンドウが表示されます。

判別条件に「EXEファイル」を選択して「chrome.exe」と入力し、表示名に「Google Chrome」と入力して、「追加」ボタンを押します。

設定リストに上記の設定が追加されたら、「保存」ボタンを押します。

設定ウィンドウを閉じます。

これにより、今後「Chrome.exe」は「Google chrome」と表示されます。

2.ブラウザアプリを個別に集計する

ここでは、グーグルクロームのブラウザ上で見るYouTubeを個別のアプリとして設定します。

設定ボタン(歯車のアイコン)を押して設定ウィンドウを開きます。

グーグルクロームでYouTubeのWEBサイトを開くと、ウインドウタイトルの末尾が必ず「YouTube - Google Chrome」となります。

これを利用してアプリ名を設定します。

設定画面で、判別条件に「ウィンドウタイトル - 後方一致」を選択して「YouTube - Google Chrome」と入力し、表示名に「YouTube」と入力して、「追加」ボタンを押します。

設定リストに上記の設定が追加されます。

この設定はリストの上にある方が優先されるので、前項「1.表示の変更」で「chrome.exe」を「Google Chrome」とする設定を行っていた場合、このままではYoutubeの設定が有効になりません。

YouTube設定の行を選択して「上へ移動」ボタンを押してください。その後、「保存」ボタンを押してください。

設定ウィンドウを閉じます。

Google ChromeとYouTubeが別のアプリとして集計されるようになります。